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ソフトバンクG出資のドアダッシュ、従業員6%削減へ-費用を抑制

  • パンデミック期に急拡大、いまや不採算-採用を急ぎ過ぎたとCEO
  • 過去1年で四半期ごとに赤字膨らむ、7-9月は約3億ドルの純損失

食事宅配を手掛ける米ドアダッシュは1250人前後の従業員を削減する。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期の急拡大が損失増大につながったことを認め、費用を抑制する。

  トニー・シュー最高経営責任者(CEO)は30日、従業員に宛てた書簡で「当社事業は急成長を続けているが、費用を野放しにしておけば売り上げ以上に膨らんでしまう。採用を急ピッチで進め過ぎたことにも表れている」と説明した。ドアダッシュにはソフトバンクグループが出資している。

DoorDash CEO Tony Xu Studio 1.0 Interview
ドアダッシュのトニー・シューCEO
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  非公表の内容だとして匿名で語った関係者によると、人員削減は従業員全体の約6%に及び、米国内外で実施される。ドアダッシュの営業費用は7-9月(第3四半期)に20億ドル(約2800億円)を超え、人員削減でこの抑制を図る。同社は株式報酬や、昨年買収したフィンランドのフードデリバリー企業ウォルト・エンタープライゼズの統合などで、費用がかさんでいた。

  ドアダッシュは過去1年で四半期ごとに赤字を膨らませ、第3四半期には2億9600万ドルの純損失を計上。前年同期は1億100万ドルの純損失だった。

原題:DoorDash to Cut 6% of Global Workforce in Cost-Cutting Push (2)(抜粋)

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