イエレン財務長官、過度な中国依存に警鐘-バイデノミクスをアピール
Christopher Condonイエレン米財務長官は30日、主要なサプライチェーンにおける過度な中国依存を米国は減らす必要があると改めて強調した。バイデノミクスをアピールするスピーチの中で米国の生産能力への大規模な投資を喧伝した。
イエレン長官は米リチウム化合物生産メーカー、リベントのノースカロライナ州工場で「クリーンエネルギーなどの分野における主要なサプライチェーンは、中国に過度に集中している。数十年にわたる不公正で非市場的な慣行がその一因だ」と述べた。発言内容は事前に公表された。
さらに「中国などへの過度の依存は、自然災害からマクロ経済的な力、経済的な強制措置のような意図的な行動に至るまで、海外生産へのアクセスを妨害するリスクに対して米国をより脆弱(ぜいじゃく)にする」と語った。
イエレン長官は新たなエネルギー源に投資するインフレ抑制法の影響で「米国は製造業のルネサンスを目の当たりにしている」と話した。
原題:Yellen Warns on China Overdependence in Touting Bidenomics(抜粋)
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