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仏下院選の第1回投票、投票率は約40年ぶり高水準へ-関心高く

更新日時
  • ルペン氏の極右政党が最大議席を獲得する見通し-世論調査
  • 高水準の投票率、決選投票が3勢力による争いとなる可能性高まる

 フランスで30日実施されている国民議会(下院)選挙の第1回投票では、投票率が約40年ぶりの高水準となる勢いだ。

  仏内務省の発表によると、パリ現地時間午後5時の時点で、登録有権者の59.4%が投票を済ませた。2年前に実施された選挙では、同時期の投票率は39.4%だった。 

  調査会社4社の平均によると、最終的な投票率は69%強に達すると予想されている。イプソスが提供した過去のデータに基づくと、これは1986年(78.5%)以来の高水準となる。

  直近の世論調査によると、マリーヌ・ルペン氏が事実上率いる極右政党「国民連合(RN)」が最大議席を獲得する見通し。その後を社会党と共産党、緑の党、極左の「不屈のフランス」から成る左派連合「新人民戦線」が続いており、マクロン氏率いる中道グループは3位となっている。

  投票率が高ければ、3勢力の候補者すべてが7月7日の決選投票に進むだけの十分な票を獲得する可能性が高まるため、最終結果に著しい影響を与え得る。 その場合、RNに勝てる見込みの大きい候補者に対して支持を固めるため、1勢力が退くといった展開も選択肢として浮上するかもしれない。

原題:French Voter Turnout Soars in First Round of Snap Election(抜粋)

 

 

(最新の投票率を加えて第1-3段落を更新します)
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